2018年12月21日金曜日

吹き抜けは必要か?



吹き抜けをどうするか?


前回リビング階段について書きました。

我が家はリビング階段にすることにしたのですが、その決断には今回書く「吹き抜け」も関係していました。

吹き抜けのメリット・デメリット


吹き抜けのメリット・デメリットは、前回書いた「リビング階段」とほぼ同様になります。

1階と2階のつながりが小さくなることにより、家族が分断されにくくなりコミュニケーションがとりやすくなるというメリットがあります。

一方、プライバシーが守られにくくなるほか、家の空気が循環することにより、寒くなりやすく匂いや音が2階に行きやすくなるというデメリットが生じます。

さらに、吹き抜けは小さな子どもやペットがいる家庭では、若干ですが危険性が増します。可能性は低いとはいえ、落下のリスクはあるでしょう。

(ちなみにペットの転落防止ネットというものも売られています)

我が家も子どもがいます


我が家も子どもがいるので、遊んでいて吹き抜けから落ちるってこともあるよなーとは思っていました。なので、無理して吹き抜けにする必要はないと思っていました。

吹き抜け無料!?


我が家がお願いしているハウスメーカーH社の建築士さんと打ち合わせをしていました。

「吹き抜けはどうしますか?」

「オプションですよね?お金かけてまでは必要ないかなあ…」

「いえ。H社では小さな吹き抜けは標準内でできますよ。」

「え!そうなの」

そうなんです。H社ではある面積までの吹き抜けは無料とのこと。

それならばと本気で検討をしました。

南向きのメリットを生かす


いろいろ考えましたが、吹き抜け(とリビング階段)を採用することにしました。

一番の決め手は、「我が家が南向きで、吹き抜け・リビング階段(に大きな窓をつける)ことにより、採光がよくなり部屋が明るくなりそう」という点でした。

建築士さんにはデメリットもあるけれども、「採光がよくなると部屋が明るくなるし、冬も少しだけ暖かくなりますよ。」と勧められました。

せっかく南向きに家を建てたので、このメリットは最大限に生かしたいなあと思ったのでした。

あとは子どもたちに吹き抜け上部で遊ばないよう、きつく言い渡しておけば大丈夫かなと。

寒さ対策としては、このあと書こうと思っている「暖房設備」に工夫をすることにより、コストを抑えて対応しようかなと思いました。

H社の建築士さんは、「最近の家は断熱性能が上がっているので、それほど寒くないですよ」と言っていたので、それを信じることにしました。

…というわけで


我が家は吹き抜け(とリビング階段)を採用することにしたのです。

2018年12月19日水曜日

リビング階段は必要か?



間取りの検討は重要事項


間取りの検討事項を挙げていきたいと思います。

間取りの検討って、家づくりでとても大きな部分を占めると思います。
間取り次第で、家への満足度は大きく変わってきますよね。

今回はリビング階段の是非について書こうと思います。

リビング階段とは?


リビング階段をご存知でしょうか?

リビング階段というのは、2階建てなどの戸建てには必ず階段がありますが、その登り口がリビングにつながっている階段のことを言います。

昭和生まれの自分は、階段といえば家の玄関につながっているという認識でしたが、最近の流行りはリビング階段のようです。

では、なぜ階段がリビングにつながっている必要があるのでしょうか。

メリット(1)家族が顔を合わせる機会が増える


リビング階段の最大のメリットは、家族が顔を合わせる機会が増えるという点です。

リビング階段だと、2階に上がる場合にかならずリビングを通過する必要があります。子ども部屋・夫婦の部屋は2階にある場合が多いと思いますが、それぞれの部屋に行くためにはリビングを通過”しなければいけない”というわけです。

我が家は子どもが小さいので、子どもとはむしろいやというほど顔を合わせていますが、大きくなるとそうはいきませんよね。

玄関から2階の自分の部屋に直行できる状況であれば、反抗期になるといつの間にか学校に行って、いつの間にか帰ってきているということにもなりかねません。

また、子どもが夜こっそり部屋を抜け出し、夜間外出する可能性だってあるでしょう。

…考えすぎと思われるかもしれませんが、これらは自分がすべて行ってきたこと(笑)。

なので、実感がわくのです。

半面、リビング階段の場合、夜中に出るか窓から脱出でもしない限り親の目を盗んでの外出はできません。

メリット(2)大きな階段下収納が生まれる


隠れたリビング階段のメリットとして、リビング直結の大きな階段下収納が生まれるというものがあります。

スケスケ階段(なんていうのかな?)などを除いて、階段下は収納スペースとなることがほとんどです。

従来の玄関直結の階段の場合、リビングから離れた場所に収納スペースができることになります。

それはそれでいいのですが、リビングに収納が少ない場合、リビングに直結した収納スペースがあるほうがいい場合もあります。

我が家の場合、リビング横の一部屋は必要か?でも書いた通り、リビング横に部屋は作りませんでした。

そうなると、リビングに収納が少なくなり、リビング階段下の収納スペースがありがたいというわけです。


デメリット(1)寒い


これは次回書こうと思っている「吹き抜け」ともつながる話なのですが、リビング階段にすると寒いというデメリットが発生します。

2階の寒い空気は下に降りてきて、1階の暖かい空気は2階に逃げます。これは空気の性質上こうなってしまいます。

暖かい地域であれば気にならないかもしれませんが、我が家は北海道なので、これが非常にインパクトのあるデメリットとなります。

寒いと感じるだけではなく、暖房代という北国特有のコストを増大させてしまう要因ともなります。

このデメリットは、家の断熱性能と暖房機器性能にも左右されます。


デメリット(2)音と臭いが2階へ


これも「吹き抜け」とつながります。

上下階がつながることにより音と臭いが2階へいきます。

我が家は1階にテレビを置く予定ですが、2階で子どもが勉強しているとうるさく感じることがあるかもしれません。

匂いについては焼肉とかですね。1階で焼き肉をするときは2階の寝具に匂いがつかないよう対策が必要となるでしょう。


我が家の場合、リビング階段は採用?不採用?


以上のデメリットを考慮し、また夫婦での作戦会議です。

妻は、2階でこどもが寝ているとき、起きたときに確認しやすいので賛成とのことでした。

私も、リビングに収納が少ないことを懸念していたので、賛成です。

2018年10月4日木曜日

久しぶりの更新


前回、記事を書いてから随分と間が開いてしまいました。

仕事とプライベート、どちらもイベント盛りだくさんで、なかなかパソコンに向かう時間をとれませんでした(という言い訳)。


そのイベントの一つが、新築一戸建ての完成からの引っ越し。


そうです。家が完成しました。


記事は、家の間取りで更新が止まっていますが…



せっかくなので、そこからの流れを思い出しながら記載していこうと思います。

2018年5月29日火曜日

家事室(ユーティリティ)って必要!?というか何?



家事室とは何ぞや?


間取りの検討事項第三段は、「家事室」です。別名「ユーティリティ」とも言います。というか、家事室・ユーティリティといわれてどのようなものかわかりますか?自分はさっぱりわかりませんでした。

簡単に言うと、「家事をする場所」だそうです。…そのまんまやんけっ!

洗濯物を干したり、畳んだり、アイロンをかけたり、簡単な作業をしたりといった場所のようです。

重要なのは役割よりも場所


役割だけを見るとそれほど重要ではないのですが(家事をされている人に怒られそうだけど)、家事室の一番のキモは「場所」だそうです。

建築士さん曰く、家事室をどこに設置するかによって、家事効率が格段に向上するそうです。

例えば「洗濯」という家事を動線を中心に考えてみましょう。

まず、洗濯かごがあり、それを洗濯機に入れます。他の家事をしつつ洗濯が終わったら、それを物干しに干します。それが乾いたら畳んで、衣服収納へしまうという流れになりますよね。

この洗濯で発生する動線を、家事室によって最小限にしましょうっていうものらしいです。

洗濯を中心に家事室を設計すると、


  • 洗濯かご
  • 洗濯機
  • 物干しスペース
  • 洗濯物をたたむ・アイロンがけをする作業台
  • 洗濯物を収納するスペース


を可能な限り近づけるということになります。

それを実現するためには、小部屋のようなスペースが必要となりますよね?それが家事室(ユーティリティ)だそうです。

大家族・共働きでは必須?


我が家は男二人・女一人の三人兄弟。今はそれほどでもないものの、今後洗濯物が増加することが予想されます。

さらに、妻も働きに出たいと話していることから、共働きになるかもしれません。

そうなると、家事の効率化は必須事項となります。家事の生産性をあげなければ回らないでしょう。

後からできないこと


家事量が増えたとき、洗濯機などの家電を大容量に変えるといったことはあとからでもできます。

しかし、間取りは後から変更することはできません。

あとから、「なんか家事がしにくくて、効率が悪いなと思っても、後の祭りなのです。」

やはり家事室は必要!?と夫婦で相談することにしました。


はたして部屋にする必要があるのか?


一方、ネットでいろいろ調べていると家事室を作ったけどあまり使っておらず、タダの物置になっているというケースも多いようです。

そんな話を妻としていたのですが、話している中で


  • 部屋として用意する必要はないんじゃないか?
  • それよりも動線が重要で、それが効率的なら別途部屋とする必要はない。


という結論になりました。

洗濯ものを畳んだりするのは、リビングで子どもにも手伝ってもらいながら皆でやればよいし、作業に関しても他にカウンターなどがあれば問題ないと思いました。

それで妻とは意見が一致しました。

本当に必要なもの


家事室(ユーティリティ)は、H社ではなくどこかの営業マンと話していた際に出てきた要望でした。

「最近はこんなのが流行っていますよ」

という営業マンの話から、妻が「これいいね!」となったわけです。

ですが、実際に細かくイメージして話し合いをしてみると、妻は家事室が欲しいというよりは、自分の部屋が欲しかったようです。

自分の好きなものだけを置いたスペースが必要だと思っていたようで、そこに物干しスペースは必要ないとのこと(笑)

そんなわけで


家事室として部屋を分割するのは取りやめになりました。が、今後の間取りを考える際に家事効率を考えてプランを立てようということになりました。

そして、別途妻の部屋(書斎?)を用意することになりました。

間取りを考える時、一番大事なのは実際の利用イメージを夫婦で共有することだなと実感しました。

2018年5月21日月曜日

suumo 2018/5/9号




家を検討するようになってから


駅に置いてある「suumoスーモマガジン」を見るのが楽しみになりました。土地や物件ももちろんですが、毎回掲載される特集がとても面白い。

今回の特集は「極上のリビング」。間取りを研究する上でとても役に立ちそうです。

リビングって、今はフローリングがほとんどですよね。でも、フローリングってゴロゴロできないじゃないですか。

フローリングのほうがおしゃれに見えるというデザイン的なことはありますが、普段生活する中でリラックスできるというのはリビングの重要な要件ではないでしょうか。

そういった意味でも、リビングを検討する上でリラックススペースをどう作るかが重要だと思いました。

縁側や畳、ソファなどでリラックススペースを作るヒントが書かれてあり、興味深かったです。

自分の家に導入できれば良いのですが。

気になる完成済み物件特集


あとは、完成済み物件特集が気になりました。

どれも魅力的な物件だったのですが、一番気になったのはこの物件です。



P30に掲載されているロゴスホームの「前田1条3 2730万円」。

ロゴスホームさんはローコスト住宅メーカーだと思うのですが、この完成済み物件はそれでもお得だなーと感じました。

完成済み物件ということで、家具とカーテンが付いているというのはよくありますが、アスファルト舗装済みっていうのがうれしいところです。

実際のものを見ていないので適当ですが、少なく見積もっても家具で10万円、カーテンで10万円、アスファルト舗装30万円くらいのおまけ価格にはなるのではないでしょうか?


ロゴスホームは太陽光パネルが付いたエコ住宅がウリです。

もともと帯広の会社で十勝で強かった印象ですが、最近札幌や旭川でも頑張っていますよね。

太陽光パネルが必要か?オール電化でいいのか?という議論はありますが、そこに問題がないのであれば選択肢としてはありですよね。

間取りを見ても、長方形でシンプルな建物で、リビングが大きくとられていて開放的です。


立地ですが、JR函館本線稲住公園駅徒歩7分と、JR徒歩圏。これは大きなメリットです。


そんなわけで、なかなかよさそうな物件だと思いました。

我が家は無理だけど


完成済み物件になると、子ども部屋2つがほとんどです。我が家は男二人・女一人の3人兄弟なので、完成済み物件は無理だなーっておもってみています。

2018年5月18日金曜日

間取りを検討中…シューズクロークって必要!?



シューズクローク?シューズクローゼット?


前回はリビング横のもう一室について是非を書きました。結局、妻の意見を採用してリビング横の和室はなくなりました。

つづいて是非について夫婦で議論となっているのが、玄関横の収納スペース。一般的には「シューズクローク」というらしいです。名前だけを見ると靴を収納する場所という意味ですが、屋内物置みたいなものを指すようです。人によってはシューズクローゼットと書いているようですが、どちらが正しいのでしょうかね?

シューズクローク推進派


シューズクローク推進派なのは自分です。妻も概ね賛成してくれているのですが、その仕様について議論中です。議論のポイントは以下の通りです。

広さ


自分としては、子どものベビーカーや三輪車、自転車はもちろん、自分の趣味のアウトドア用品や釣り用品なども収納することから、それなりの広さをイメージしていました。妻は「それほど大きいの必要!?」といった感じ。

家族用玄関


シューズクロークを調べていると、子どもが多い家で家族用玄関を作っている間取りを見ました。通常の玄関とは別に、シューズクロークから入ることができる家族専用の玄関を作っているのです。その裏玄関があるおかげで、靴の散らかりが気にならないという代物。自分はこれを推してみました。

妻の意見は、「確かにあると便利だけど、断捨離してあまり靴はおかないようにするし必要ないかな。容認するのではなく、子どもにはちゃんと靴を整える習慣をつけたい。」というもの。

玄関手洗い場


これも子どもが多い家の間取りでよく見るもの。シューズクロークわきに玄関手洗い場をつける。これで子どもが外でドロドロになっても、洗面所が汚れない。これも自分は推し。

妻の意見は、「これもあると確かに便利だけど、なんとなくいつか使われなくなってみすぼらしくなりそう…」というもの。

確かに


自分としてはいろいろとシューズクロークに希望を持っていましたが、妻の意見を聞くと確かに納得と言ったことばかりでした。やはり、普段家を取り仕切っている妻の意見は重みが違います。

ただ、広さに関してはリビング横の一室を削ったこともあり、そこそこの大きさをとれそうだったので、それなりの大きさを取ることにしました。

やはり、シューズクロークは、子どもが多い家では必須ではないでしょうか。


2018年5月14日月曜日

リビング横の一部屋は必要か?



間取り検討中

間取りを検討中の我が家。建築士さんに間取りプランをお願いしているところですが、希望した内容だとすべて厳しいかもと言われています。それを程大きくない土地ですので、間取りに制限が出ている状況です。

リビング横の一部屋

そんな中、夫婦で議論が続いているのが「リビング横の一部屋」。和室か洋室かは未定ですが、この部屋が必要か不要かでやり取りしています。

私の意見

自分はLDK横の一部屋を「必要」だと思っています。以下のような使用方法を考えています。

1.子どものおもちゃ収納&遊び場

現在住んでいる家には、LDK横の部屋がありません。で、子どもが三人いる我が家の状況はどんなものかというと、リビングが汚いです。

長女なんかはちゃんと子供部屋で遊んだりするのですが、長男はまず自分の部屋では遊びません。おもちゃを自室から持ち出しては、リビングで遊びます。で、リビングは汚れていきます。

LDK横に部屋があれば子どもの遊び場となるし、収納をつけることでおもちゃの片づけができます。リビング横なので子どもは安心して遊べます。母親も家事しながら見れます。

2.客間としての使用

妻としては、子どもが大きくなったら子供部屋で遊ぶでしょ?という話なのですが、子どもが使わなくなっても客間として使用できます。来客時には重宝するでしょう。

3.ゴロゴロスペース

LDKは通常フローリングです。それだとどうしてもゴロゴロしにくい。和室か和洋室にすることでゴロゴロしながらテレビとか見れる。これ重要でしょ?

妻の意見

対して、妻の意見は「不要」。理由は以下の通り。

1.開放感のあるリビングにしたい

1階に一部屋追加するよりも、リビングを広くしたい。開放感のあるリビングのほうが良い。子どもも楽しいはず。

2.子どもが必要となるのは数年

子どもの遊び場っていうけど、小さいうちでしょ。小学生も高学年になれば自分の部屋で子ども同士で遊ぶのでは?

3.来客なんてほとんどないじゃない

自分たちの親も含めて、年間来客なんてほとんどない。泊まれなくて困ったこともほとんどない。

4.それよりも必要なものがある

シューズクロークなどの収納や、リビング勉強スペースなど、ほかに作りたいものがある。

5.みっともないからゴロゴロすんなや

…まあそうなんだけど。

一理あり

自分はリビング横の一部屋が必要だと思っていたのですが、妻の意見を聞いていると必要ないかなと思うようになりました。

両親が遠方で泊まることがあるというのであれば、客間は必要かもしれませんが、二人とも地元民なんでそんなことはほとんどありません。来客なんてほとんどないし。

子どもも大きくなれば勝手に遊ぶだろうし、子どもスペースとしても長期的にみると不要かと。

ほかにも作りたいスペースがあるし、リビング横の一部屋は作らないことに決めました。

…ゴロゴロスペースの確保が課題だ。。。



2018年5月10日木曜日

間取りのプランニングを始める



ついに具体的な話に

前回、土地の手付金を支払い、具体的なプランニングに入ることについて書きました。土地がある程度決定したので、具体的な間取りや設備のプランニングを立てて、それでよければ土地と家の本契約という流れになります。

間取りの条件

早速、某土日にハウスメーカーに行きました。
そこには土地の対応をしてくれた営業マンが。

「〇〇さんを担当します。引き続きよろしくお願いします。」
「早速ですが、間取りについて要望があれば教えてください。」

間取りの条件は以前書いた通りです。
https://myhome-sapporo.blogspot.jp/2016/10/blog-post_17.html

基本的には変わっていないので、そのまま伝えました。

「わかりました。とりあえず伺った内容で間取りのプランを作ります。
ただ、ちょっと購入した土地に建てられる家に対して部屋数が多いので、ひとつひとつが狭くなるか、何かをあきらめなければいけないかもしれません。」

…まあ、なんとなく無理かなーって思っていたので、納得です。

あきらめるのは何か?

もし、間取りの条件であきらめるとしたらどれか…

男の子と女の子の兄弟がいて同部屋っていうわけにもいかないので、子供部屋3つは削れない。夫婦の寝室も必要。

そうなると、あきらめるのは

  1. 家事室
  2. シューズクローク
  3. リビング横の一部屋
のどれかとなります。

シューズクロークは子どもが多いので必須かと思いましたが、物置などでも代用できそうです。あとは、家事室も絶対必要ではない。

リビング横の一部屋は、子どもが小さいうちの遊び場兼おもちゃ置き場&客間として考えていたのですが、来客はめったにないし、絶対必要というわけでもない。

さてどうしようか。

とりあえず、プランができるのを待つ

まだ、すべての条件が無理と言われたわけではないので、最初のプランを待つことに。建築士さんが間取りを考えていくれるというので、ウルトラCを期待しつつ、待ってみることにしたのでした。



2018年5月7日月曜日

土地の当選



土地当選の報せ

いろいろと迷った挙句、H社営業マンに勧められた建築条件付きの小規模分譲に申し込んだ我が家。100万円ほどコストダウンが可能な北向きの土地も検討しましたが、ケチって間取りに制限が出るのが嫌だと思い、南向き45坪750万円の土地に決めました。

あまり期待しすぎるとがっかりすると思い、これもご縁だと思いあまり期待はしていませんでした。そんなある日、H社の営業マンから電話がありました。

「〇〇さん!あたりましたよ^^希望通りの土地です!」

ええ!ななんと当選。ついに土地が決まってしまいました。H社営業マン曰く、嘘かほんとかはわかりませんが結構な激戦だったと。

ついに土地が決定(ついでにハウスメーカーも)

そんなわけで、土地が決定し、建築条件付きだったのでハウスメーカーまで決まってしまいまいました。とんとん拍子で決まったので、「本当にH社でよいのだろうか?」と思ったのも事実です。

でも、ハウスメーカーや土地をとことん調べるといっても限界があるし、これもご縁だよなあと思って進めることに決めていました。

で、H社の営業マンに聞きました。

「ありがとうございます。で、この後何をすればいいんでしょう?」

「とりあえず、土地の”手付金”を入金してください。そして、まずはプランを立てましょう。そして、銀行のローンの事前審査をします。それですべて問題なければ本契約に移りましょう」

まだキャンセルできるんだ

全く何のことかよくわからないのですが、そのような流れで話が進むことになりました。手付金っていうのを初めて知りました。抽選に応募して当選した時点で、土地を購入するかを決めなければいけないと思っていたら、そうではなかったようです。

まず、手付金という数十万円を預けたうえで、プランを立てるのと同時に、どのくらいの金額をローンで借りられるかを調べるそうです。そうでないと、契約した後に建てられないということになってしまいますよね。なるほどな流れです。

そんなわけで、現時点ではキャンセルも可能ということ。「いざ契約!」と肩に力が入っていましたが、そうではないとわかり、一安心です。

同時に不安も

それと同時に、「プランを立てなければいけないけど、何も考えていないな~」ということと、「ローンってだれでも借りられるものじゃないんだ!大丈夫かな?」という不安がわいてきました。

プランを立てて、「いやいやあんたなんか低所得者にローンは組めませんよ」って銀行に言われたら、結構ショック!

そんなわけで、不安を抱えつつも、我が家のマイホーム計画は次のステップに移ったのでした。


2018年4月16日月曜日

分譲地の区画選びで注意した点



さて、前回は土地選びで南向き・北向きの区画で悩んだ件について書きました。
今回は、そのほか分譲地の区画選びで注意した点を書いていこうと思います。

1.風水的に問題がないか


以前にも風水のことを書きましたが、やはり気になるので、風水的に問題ないか自分で調べたほか、詳しい人にも聞いてみました。

自分たちで気をつけたのは、


  • 路沖殺や路弓殺、鬼角などに該当しないか。
  • 周囲や区画の場所が、病院・墓地・などに隣接していないか。
  • 神社仏閣の目の前ではないかという点です。


2.ゴミステーションの場所


ゴミステーションの場所は、区画の価格には関係がないということで、ゴミステーションから遠い区画を選びました。

離れた場所だからと言っても、ゴミステーションにゴミを出すわけですから、トラブルが絶対ないわけではありませんが、自分の家のちかくにあるよりは、トラブルのリスクは格段に減ります。

3.電柱の場所


これも、立てたあとでは変えられないものの一つ。電柱が家の前にあると、景観を損ねるだけではなく、駐車時に車をこすってしまうリスクも高まります。これも区画の価格には反映されていないようなので、外しました。


以上、3点に気をつけて区画を選びました。そのような土地はもちろん人気になるわけで、抽選ではより激戦が予想されました。でも、これらの条件は譲れないということで、区画を選んだのでした。


2018年4月11日水曜日

後悔してもやり直せないこと


南向きか北向きか


今回H社から紹介された土地ですが、とても気に入っていました。購入を決意したのですが、今度は区画の抽選でどこに応募するかについて悩んだのでした。

一番悩んだのは、南向きにするか、北向きにするかです。自分だけではなく、誰しもが南向きが良いと思うでしょうが、北向きの土地は750万円に対し、南向きは850万円と約100万円の価格差がありました。100万円で南向きにするかというところに悩んでいたのです。

北向きの土地だからといって日当たりが悪いかというと、必ずしもそうでもないというのが悩みどころ。周りの家の建て方と、自分の家の形を工夫することによって、ある程度の日当たりは確保できるかもしれません。

妻の一言


日当たりのための100万円をケチるか悩んでいたいのですが、それを見て妻が言いました。

「家はあとからどうにでも変えられるけれど、土地は変えられないのだから、100万円高くても南向きの家にした方がいいんじゃない?あと、家の形を工夫するということは、間取りに制限も出ていくるよ。」

・・・確かにその通りです。家は建てたあと後悔しても、そこだけをリフォームすることはできます。でも、土地は買い換える以外、変えることはできません。購入したあとで、やっぱり南向きが良かったと思っても、買い替え以外に南向きには変えることができません。買い替えをすると、100万円どころではない損失となる可能性もあるし、近い場所に住めるとも限りません。

また、北向きの土地にすることによって、以下に日光を取り込むかという制約条件がつき、間取りの自由度が減ってしまいます。元々広くはない土地でそのような制約条件が加わってしまうと、ますます間取りの自由度が減ってしまう恐れがあります。

さてどうしようか


そのようなリスクと100万円を天秤にかけたとき、やはり100万円支払ってでも南向きの区画にしたいなと思ったのでした。しかしながら、今回の分譲地は抽選です。たとえ南向きを希望しても、南向きの区分は希望者が多いでしょうし、そこを購入できるかはわからないのです。

2018年3月20日火曜日

土地の決定…のはずが、抽選!?




H社の土地に決める


H社から土地の打診を受けたことを書きました。打診を受けた土地は小規模分譲です。その土地が気に入った我が家は、ついにその土地を買うことに決めました。その土地はH社の建築条件付きなので、ハウスメーカーもH社となります。

連絡をくれた営業マンに電話します。大きな買い物なので緊張です!

自分「もしもし。あ、どうも。この前ご紹介していただいた土地で話を勧めたいのですが…」

営業「ありがとうございます!では、区画はどこにしますか?」

自分「まだ選べられる状況なんですね。」

営業「そうなんですが、問い合わせが結構来ているので抽選になるかと思います。」

自分「え!?抽選?じゃあ、希望したところを買えないこともあるの?早い者勝ちじゃないの?」

営業「そうなります。」

自分は、土地の購入って早い者勝ちなのかと思っていたのですが、今回の分譲地はそこそこ希望者がいるので、抽選になったとのことでした。これは予想外。

予想外ですが、その抽選があるためにまだ区画は決まっていないこともあり、区画を選べるというわけです。そう考えると、すべての区画から選べるというのはいいか…

作戦を練る


この土地に決めた訳なので、抽選で当たって購入したいところです。そうなると、どこの区画を選ぶか迷うところです。

自分「この分譲地、北向き・南向き、広い狭い区画があるけど、人気はどうですか?」

営業「何とも言えないですねえ…。北向き・狭い区画は人気がない分安いです。それはそれで需要があるんですよ。」

確かに、そのあたりが価格に反映されているなら、一概に広い南向きの区画に人気が集まるというわけではなさそうです。

自分「どのくらい違うんですか?」

営業「広さについては坪単価です。向きはこの分譲地では大体100万円くらい違います。」

迷う


やっと土地を決めたと思ったら、今度は区画で迷うことになってしまいました。しかも、迷って決めても抽選で買えないということもあるという…

なかなか土地の購入も難しいなと実感したのでした。

2018年3月13日火曜日

分譲地のメリット・デメリット



紹介されたのは分譲地


今回、H社に紹介されたのは「分譲地」です。といっても、何十戸が一気に造成されるような大規模分譲ではなく、数戸が立つ小規模分譲ですが。なので、今回は分譲地のメリット・デメリットを挙げ、紹介された土地に関して検討した内容を書こうと思います。

分譲地のメリット


0からスタートなので、近所付き合いがしやすい


分譲地ではないところに家を建てるとなると、“すでに出来上がっているコミュニティ内に自分が入っていく”ことになります。すなわち、転校生みたいなものです。自分は転校を何回か経験しているのですが、これほんと嫌。何回も嫌な思いをしてきました。分譲地ではないところに家を建てるとなると、近所付き合いが大変そう。

その点、分譲地であれば、分譲地内では皆ゼロからのスタート。新たなコミュニティですから、そこに入るのは気が楽です。まあ、うまくいくとは限らないですが。それは自分にとって大きなメリットでした。

家族構成が似ていて付き合いやすい


新築一戸建てを買うのは、圧倒的に子育て世代か新婚さんが多いとのこと。自分の家は長男・長女・次男の3人兄弟ですから、周りに子育て世代がいると心強いです。となりが子育て世代だと、多少の子どものうるささなんかには理解をしてくれるのではないかなという思いがあります。

これは実際に、新築一戸建てを買った子育て世代の友人の多くが言っていました。その友人は、近所でBBQをするほど仲がいいとか。そこまで親密になる必要はないのですが、ご近所さんとはほどよい距離間で仲良くしていきたいですよね。

生活レベルが似ている


分譲地は似たような価格帯の住宅メーカーがそろいますから、そこに家を建てる人の生活レベルは似たものになるでしょう。自分と同じような一般的なサラリーマン家庭が多いと思われ、それは安心します。

周りが生活レベルが高すぎると、それはそれで落ち着きませんよね。

インフラや雰囲気が新しくてきれい


分譲地は新たに造成されるわけで、新しいインフラが用意されます。そうなると、しばらくはインフラの老朽化について心配する必要がありません。

また、整備された町並みは統一感がありきれいです。古い町並みも魅力的ですが、やはり新しい町並みは広めにとられていたり整備されていたりと新しさがあって魅力的です。それにあわせて、新しい店が出店したりすることもあります。

さらに、分譲地は似たようなハウスメーカーがそろって建てるので、全体的に統一感のある街並みになるようです。


分譲地のデメリット


人も街も同時に古くなっていく


最初にきれいな街並み、似たような家族構成というメリットを紹介しましたが、それはデメリットにもつながります。きれいな街並みはいつのまにか古くなっていき、一気にさびれた街になっていきます。

また、似たような家族構成ということは、同時に年を取っていき、自分が老人になったときは周りに老人ばかりということになりがちです。

建てたい家が隣・近所と被りやすい


分譲内は同一か似たようなハウスメーカーになりますので、外壁の色や建物の形などが似てしまう傾向があります。もし、隣の人と似たような趣味だった場合、被ってしまって気まずかったり、自分が後になったら違うものに変えなくてはいけないかもしれません。

近所になる人の情報が少ない


すでに出来上がっているコミュニティであれば、隣・近所にどんな人が住んでいるのか調べることができるといえばできます。土地購入前に、近所の人と世間話ができれば、そういった情報は入手できるかもしれません。

とはいえ、そこまではやらないだろうし、大したデメリットではありませんね。また、同一ハウスメーカーであれば、こっそり営業マンから近所の人の情報を聞けるかもしれません。


今回は小規模分譲


メリット・デメリットを挙げてみました。ただ、今回紹介された土地は小規模分譲地ですから、そのメリット・デメリットは半分といったところでしょうか。そういった意味では、バランスが良くて大規模分譲よりもいいかも。

小規模分譲の周りはすでに出来上がっているコミュニティですから、それなりのしがらみはありそうです。逆に、デメリットである一緒に老朽化っていうのも半減しますよね。

一番大事なのは、土地の未来価値


全体が老朽化の問題については、分譲うんぬんよりも、“その土地が将来も魅力的か?”のほうが重要かと思います。

少子高齢化時代になり、人口減業が続くと、札幌市内の交通の便の良い地域の土地価格が下がり、若い世代でもそういった地域に家を建てることができるようになるかもしれません。そうなると、郊外の交通の便が悪い地域はいくら札幌市内でも魅力がなくなっていき、若い世代が入ってこない可能性があります。

そういった意味で、「その土地の価値は減少しないか?」という点は重要かと思います。土地の価値が減少しなければ、建物の価値が下がってきても土地の資産は残るわけで、老後の生活のためにも役に立つかと思います。その土地を売って、老後の生活に使うことだってできるかもしれませんよね。

今回、打診された土地は「地下鉄はギリギリ歩ける距離。徒歩20分。」ということもあり、それほど価値は低下しないのではないかと思っています。札幌市民にとって、JRに比べて地下鉄は相当な価値があります。その点でも、今回の土地は魅力的だなと思ったわけです。

2018年3月5日月曜日

H社営業マンから土地の打診


土地の連絡


ハウスメーカーも大事だけど、今回の家を建てる主な目的は「場所」だったことに気づいて、土地を探しておりました。

オープンハウスを見学に行った複数社の営業マンにお願いし、自分たちの場所や金銭条件を伝えたうえ、希望の土地が売りに出されたら連絡くださいとお願いしていました。

そんなある日。H社の営業マンから電話がありました。

「今度、小規模ですが新規分譲がありまして、希望通りの土地が販売されますよ。」

とのこと。

紹介されたのは、札幌の西南のほうにある小規模分譲地。H社の建築条件付きの土地です。坪数約45坪で価格は約750万円。

価格的にはギリギリセーフといったところ。

その他の条件



  • JRは圏外。
  • 地下鉄はギリギリ歩ける距離。徒歩20分。
  • 小・中学校が至近。
  • 治安はまあまあ。


総額は?


H社の営業マンには家の大まかな値段も聞いていました。1500万円くらいから2000万円の間に収まるのが普通ということで、土地の750万円をあわせると、2250万円~2750万円くらいになりそうです。

それなら、予算内なので何とかなりそう。

というわけで、希望通りの土地が見つかり、H社を中心にハウスメーカー選びは進んだのでした。



2018年2月28日水曜日

「豊栄建設」が東苗穂に約2000坪の大型分譲を販売するようです


昨日、2017年の個人住宅確認申請ランキングのトップは「豊栄建設」という記事を書きました。

その豊栄建設ですが、今度は東苗穂に約2000坪の大型分譲を販売するようです


場所は、東苗穂12条1丁目。googleマップで見ると、以下の場所のようです。



この分譲地の最大のメリットは、公園が至近ということですね。

さとらんどまでは車で約4分・モエレ沼公園までは車で約10分の立地。
近場には東苗穂はやぶさ公園という比較的大きめの公園もあります。

さとらんどとモエレ沼公園が近いというのは、子育て世代にとっては大きなメリットです。このくらいであれば、自転車で行くこともできるでしょう。


そして、子育て世代にうれしいのが、分譲地の至近に認可保育園があるということ。
モエレはとポッポ保育園はすぐそばにあるので、入園できればという条件付きですが、共働き世帯にとっては魅力的ではないでしょうか。

このあたりは札幌市の中では郊外ですが、比較的買い物はしやすいのかなと思います。
近くにはイオン系の格安スーパーのザ・ビッグがあり、メインのスーパーにすれば家計が助かりそうです。

さらに、温泉の東苗穂「北のたまゆら」があります。


区画は54.8坪~と大きめ。この大きさであれば、家族でBBQがたのしめる庭を作れそうです。

週末は家族でお弁当を持って、公園へのピクニック。夜はBBQをしてみんなで温泉というライフスタイルがイメージできる立地です。


デメリットとなりそうなのは、交通の便でしょうか。公共交通機関はバスが中心となります。マイカー通勤の場合は気になりませんが、公共交通機関での出勤をするのは少し大変そうです。

また、小学校が遠いかなと思います。学区は「札苗北小学校」のようですが、googleマップで調べてみると、徒歩18分。子どもの足だともう少しかかるでしょう。

あと、土地価格ですが54.8坪~と大きめのせいもありますが、800万円~1000万円(予定)となっていますが、少し高めかなと思いました。54.8坪で800万円だと、坪単価は15万円。交通機関等の立地を考慮すると、安くはありません。


その3点が気にならないのであれば、なかなか面白い分譲地ではないでしょうか。


2017年首位の豊栄建設が、今年度も飛ばしていますね。

2018年2月27日火曜日

札幌市の2017年戸建注文住宅の建築確認数ランキングのトップは「豊栄建設」


札幌市と民間確認検査機関による戸建注文住宅の建築確認数調べによると、トップは218戸で豊栄建設で2年連続トップらしいです。

昨年の結果との増減を見てみると、北海道セキスイハイムの減少分を他のメーカーが増やしているような印象でした。

まあ、全体的にも増加しているようなのですが。

家を買う時に、やはりブランド力は安心につながるのですが、昨今の経済事情を鑑みるとブランド力だけでは家は売れない時代になってきたのではないでしょうか。

ブランド力のあるハウスメーカーの家を買えるような経済力を持った一般人が減っているのかもしれません。


やはりキーワードは明朗会計・適正価格になってくるのではないかと思います。

「とりあえず任せた」「全部お任せください」ではなく、「ここはどうなの」「ここはこうだからこんなんです」といったような、説明力が重要となりそう。

そういった意味で、件数を増加させているのはローコストメーカー中心ですね。

2018年2月26日月曜日

建築条件付きの土地とは?



ハウスメーカー選びに悩む


さて、これまでハウスメーカーのことについて色々書いてきました。自分の中ではハウスメーカー選びというのはとても重要なことだと思っていたため、それに比して悩む時間が長くなったのだと思います。

ハウスメーカー選びも大事ですけれども、家を買う上でもう一つ大事なことがあります。それは、家をどこに建てるか=土地をどうするかということです。

建築条件付きの土地


ハウスメーカー選びと並行して、土地を探していました。土地を探していると「建築条件付き」という土地が多いことに気づきました。特に分譲地はほとんどといっていいほど、「建築条件付き」となっています。

「建築条件付き」とは何ぞや?と思い、google先生で調べてみると、特定ハウスメーカー・工務店で建てることを前提としてその土地を購入することということがわかりました。

つまり、ハウスメーカーが土地を購入しそれを分割して販売するので、そのハウスメーカーで建てなければいけないというわけです。建築条件付の土地であったら、好きなハウスメーカーで家を建てることはできません。必ずその建築条件付の土地を保有しているハウスメーカーに建築をお願いしなければいけないのです。

分譲地に見るハウスメーカーの格


分譲地の規模によっては、1社ではなく複数の会社が集まって建築条件付きの土地を販売しているようです。面白いのが、複数の会社が分譲地を販売するときに、土地の価格に合わせてハウスメーカーの格別にグルーピングされているのです。

例えばこんな組み合わせになっていました。


  • A分譲地:北海道セキスイハイム・土屋ホーム・スウェーデンハウス・
  • B分譲地:三愛ホーム・ホーム企画センター・大進ホーム
  • C分譲地:豊栄建設のみ


このように単体か複数社が集まって分譲地を販売しているのですが、それぞれハウスメーカーの格(価格)ごとに分かれて面白いなあと思いました。確かに、あまり価格差があるハウスメーカーが同じ分譲地で販売するといろいろと問題がありそうです。

売れやすい・売れにくいがあるでしょうし、実際に家が建ってから、一体感がなくなってセグメンテーションが生まれそうです。例えば、高いハウスメーカーにすむ住人が、安いハウスメーカーの住人をマウンティングしたり、子ども同士でマウンティングが始まるかもしれません(考えすぎですかね?)。そう考えると、同じような価格帯のハウスメーカーが集まっているのは納得だったり。

土地を選ぶか・家を選ぶか


話がそれました。つまり、分譲地に住みたいなと思った場合、ほとんどが建築条件付きの土地なので、たとえその分譲地が気に入ったとしても、望み通りのハウスメーカーで建てられるとは限らないということです。

逆に、土地よりも先にハウスメーカーに絶対的なこだわりを持つ場合、土地が自由に選べない可能性があります。そもそも、そのハウスメーカーが分譲地を持っていない可能性もありますし、もしもっていたとしても、自分が希望する場所に分譲地を持っていないかもしれません。

つまり、土地も家も自分の気に入った選択肢を選べるとは限らないということです。特に、ハウスメーカーにこだわりすぎると、土地選びはぐっと範囲が狭まってしまいます。

自分の場合


自分は、確かに家自体も大事ですが、どちらかというと家はミニマルであればよく、それよりも立地や利便性にこだわりたいなと思いました。

家ってだんだん古くなるし、最初はきれいでもだんだん普通になっていってしまいます。そして、土地よりもあっという間に価値が下がってしまいます。よっぽどお金をかけない限り、家の価値低下は避けられません。

それであれば、立地や利便性が良い土地にこだわって、その価値があまり下がらないのであれば、資産形成の面でもよいと思います。なので、家に関しては、それなりの内容で・それなりの価格で・それなりに作ってくれればよいと思っています。

それが自分の望む家であるということを前提に、土地探しを加速させることにしたのでした。


2018年1月31日水曜日

後悔しないハウスメーカー選びとは?




友人からの聞き込みを終えて


3回にわたって友人からのハウスメーカー聞き込みの記事を書きました。

話を聞いた三人とも、家造りに関しては満足しており、そのハウスメーカーで建てたことを後悔していませんでした。

どのハウスメーカーも一長一短はあるものの、そのハウスメーカーのメリットを評価して満足しているように思いました。


聞く前は、

「ここのハウスメーカーがおすすめだから、ここで買いなよ!」

という答えを期待していたのですが、そんなことは誰も言いませんでした。

どの友人もいろいろとメリット・デメリットを教えてくれました。

そして、全員のアドバイスに共通していたのが、

「自分に合ったハウスメーカーで建てたほうがいいよ。」

というものでした。


ハウスメーカー選びのコツとは


どの友人も、家を建てるにあたって、いろいろとハウスメーカーを調べて、そのメーカーを選びました。

メリットもデメリットも理解したうえでそこに決めたのでしょう。

だからこそ、自分が建てたハウスメーカーを安易に勧めてはこなかったのかもしれません。


完璧なハウスメーカーなんていうものはありません。あったとしても高額な家になってしまうでしょう。

予算が限られている以上、メリットを享受してデメリットには目をつむるといった割り切りが必要だと思いました。

自分にとって何が大事で、何が必要ないのか。

それを考えて結論を出さないといけないなあと思いました。


自分が求めるもの



大手S社のモデルハウスを見たときに、「この家はいいなあ。」と思いました。

しかし、工場見学では「この会社の家は買いたくないなあ。」とも思いました。


自分に必要な家は、自分の予算内で過不足なく機能が備わっている「ミニマル」な家です。


自分が死んだ後までも外壁修理が必要ないとか、子どもがいなくなった後にガランとしてしまうような広い家は必要ありません。


そういった自分なりの価値観を具現化できる、ローコストハウスメーカーを探そうと思いました。



2018年1月25日木曜日

家を購入した友人にヒアリング(3)大洋建設(現イゼッチハウス北海道)



最後になります


匠建コーポレーション・イワクラホームで建てた友人に話を聞きましたが、最後は大洋建設(現イゼッチハウス北海道)さんで建てた友人です。

大洋建設って自分は知らなかったのですが、イゼッチハウス北海道というと最近CMが良く流れているので知っていました。

「イゼッチハ~ウス♪」っていうあれですね。




イゼッチハウス北海道
https://zeh.jp/


ZEHゼッチって何?


最近、ゼッチの家というキーワードを聞くことが多くなりました。
ZEHゼッチとは何なのでしょう?


みんなのスマートハイム
http://minsuma.jp/interview/zeh/about/
ZEHゼッチとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。住まいの断熱性・省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅を目指すこと。


とのこと。

家の性能を上げて、暖かくて光熱費をゼロにするというものなんですね。



余談ですが、イゼッチハウス北海道の「zeh.jp」というドメイン、よく取れたなあと思います。JPドメインとはいえ、3文字英字で意味のある文字列ですから、かなり貴重なドメインです。


話を聞いてみた


イゼッチハウス北海道が社名変更したのは平成29年3月16日。その前は大洋建設という社名でした。

その大洋建設時代に建てたのが友人。感想を聞いてみました。


「大洋建設って、高気密・高断熱に力を入れている印象だけど、どう?」

「いや、まじであったかいよ。」

なるほど噂通りの温かさみたいです。



友人曰く、

「まず会社の説明を聞きに行ったんだけど、そこで社長がめちゃめちゃ熱く高気密・高断熱について語ってくれたし、そのほかの家づくりについても一生懸命さが伝わってきて、信頼できそうだから決めたんだ。」

とのこと。


大きなアドバンテージ


前回書いた、匠建コーポレーションもそうですが、冬温かいというのは北海道においては大きなアドバンテージですよね。

「家が高かったりしないの?」

「まあ、安くはないかな。でも、その分光熱費は浮いていると思うから、それは大きいと思う。」

なるほど、イニシャルコストはかかるけど、ランニングコストは抑えられ、長い目で見るとお得ってわけですね。

そんなわけで


今回、大洋建設(現イゼッチハウス北海道)で建てた友人の話を聞いて、初期費用にばかり目を奪われずに、維持費用についても考慮して家づくりを進めないといけないなあと思ったのでした。


ちなみに


イゼッチハウス北海道さんのサイトにはブログもあるのですが、以下の記事がおもしろかったです。


子育て住宅に大切なこと~ウソかホントか住宅心理学
https://zeh.jp/blog/1806/





2018年1月24日水曜日

家を購入した友人にヒアリング(2)イワクラホーム





イワクラホームさん


前回は、匠建コーポレーションで建てた友人に話を聞きましたが、今回はイワクラホームさんで建てた友人です。







https://www.iwakura-home.co.jp/



イワクラホームは、北海道では有名な岩倉建設(株)の子会社の(株)イワクラが出資してできた会社のようです。

岩倉建設グループと深いつながりがあるようですね。

友人曰く、イワクラホームは担当者や会社が落ち着いていて、大手っぽくて良かったとのこと。

北海道地場の会社でありながら、大手の雰囲気があって、そこが安心できたそうだ。


気になる価格は?


「大手っぽいなら値段も高いんじゃないの?」と聞いてみましたが、「そうでもないよ」とのこと。

値段は1800万円程度と、ローコストハウスメーカーと変わらない価格設定でした。


アフターサービスが重要


友人が一番重視したポイントは、「アフターサービス」だそうだ。

友人曰く、「注文住宅って、どんなに注意しても絶対もめることがあると親に聞いた。だから、もめても絶対にフォローしてくれる会社を選んだ。」そうだ。


確かに、家って建てたらおしまいではありません。

そこに住んで不都合があれば、ハウスメーカーと相談して直したりするわけです。


そうなると、ハウスメーカーとは長く付き合わなければいけないわけで、長く付き合えるメーカーにしたほうが良いというのはよくわかりました。


建てる時にどんなにいいこと言ったり、安くしてくれても、建てた後に不満があってそれを相談できないようなハウスメーカーだと後悔しそうですよね。


友人曰く、「イワクラホームは安くもないし派手さもないけれど、アフターフォローはしっかりしているよ。」とのこと。


そんなわけで


友人の話を聞いて、アフターサービスについてもしっかりしたメーカーを選びたいなあと思ったわけです。




2018年1月22日月曜日

家を購入した友人にヒアリング(1)匠建コーポレーション



ハウスメーカー選びでドツボにはまる


最初は大手ハウスメーカーSに始まり、ジョンソンホームズとジョイフルホーム、さらに豊栄建設のオープンハウスを見た我が家。家を見れば見るほどわからなくなってきました。「一体ハウスメーカーってなんなのさ!」と何を基準にどこを選べばいいのかわからなくなってきましたよ。

というわけでドツボにはまってきましたので、先人の知恵を借りるべく友人ですでに新築一戸建てを建てた人にヒアリングすることにしました。


匠建コーポレーションについて聞いてみる


最初は「匠建コーポレーション」という友人。匠建コーポレーションって聞いたとき、「宅建コーポレーション」だと思ったのですが、匠が建てるなんですね。

匠建コーポレーション
http://takkencp.co.jp/












友人は家を建てて3年目。ヒアリングするにはちょうどいいですね。

「匠建コーポレーションで建ててどう?」

と聞いてみました。


「とてもいいし、後悔はないよ。」

という回答。


「いいところと悪いところは?」

と聞いてみたところ、


「いいところは床が温かいところ。全室オリジナル床暖房を標準装備だから、マジであったかい。」

とのこと。


「わるいところはあまりないけど、冬の初めとか春先に、床暖房がききすぎて暑い。調整が難しい。」

とのことでした。


確かに、無駄に床暖がききすぎると、光熱費に無駄が出ますよね。

とはいえ、友人の話を聞いてみても概ね好印象でした。

大手のハウスメーカーとは規模が違うけど、完全直営で施工しているようで技術力には安心ができるとのことでした。

冬の寒さが厳しい北海道では、足元ぽかぽかの床暖いいね!


ウェブサイトを見てみると、「自由設計・オール床暖、28坪で1,150万円から」ということで、予算的にもクリアしそう。


…というわけで


候補に匠建コーポレーションが加わり、我が家のハウスメーカー選びはますます混沌としてきました。むがあ!




2018年1月9日火曜日

オープンハウスなんて行ったら、営業マンが必要に勧誘してくると思ったら、そうでもなかった話



勧誘を恐れる


週末に何軒かのオープンハウスに行った我が家。いろいろと家を見ることができて良かったのですが、あることを恐れていました。

…それは、営業マンの勧誘です。

オープンハウスって、行くと結構な確率で連絡先を聞かれます。もちろん聞かれない場合もあるのですが、聞かれた場合は素直に書いてきた我が家。

ある日、そんな話を友人としていると、

「そんな連絡先を正直に書いていたら、勧誘の嵐になるんじゃないの?」

と言われました。

確かに、素直に書いていましたが、そうなる可能性もあります。

そんなわけでビクビクしていたわけです。


全く勧誘がない


そんな感じでおびえていましたが、数日たっても勧誘の連絡は全くありませんでした。

拍子抜けです。


自分が行ったオープンハウスは全てローコストハウスメーカーです。

そんなわけで、費用をかけられないローコストハウスメーカーは営業なんてする暇ないのかなーって思ったり。

それか、最近はしつこい営業は嫌われる傾向にあるので、あえてしていないのか。


とにかく全く営業からの連絡はありませんでした。


むしろもっとしてほしいくらい


自分たちは結構本気で家探しをしているので、勧誘が全くないのが少し寂しかったです。

もう少しぐいぐい来てくれたり、情報提供してくれてもいいのになーと思ったり。


皆様はどうでしょうか?