2018年2月26日月曜日

建築条件付きの土地とは?



ハウスメーカー選びに悩む


さて、これまでハウスメーカーのことについて色々書いてきました。自分の中ではハウスメーカー選びというのはとても重要なことだと思っていたため、それに比して悩む時間が長くなったのだと思います。

ハウスメーカー選びも大事ですけれども、家を買う上でもう一つ大事なことがあります。それは、家をどこに建てるか=土地をどうするかということです。

建築条件付きの土地


ハウスメーカー選びと並行して、土地を探していました。土地を探していると「建築条件付き」という土地が多いことに気づきました。特に分譲地はほとんどといっていいほど、「建築条件付き」となっています。

「建築条件付き」とは何ぞや?と思い、google先生で調べてみると、特定ハウスメーカー・工務店で建てることを前提としてその土地を購入することということがわかりました。

つまり、ハウスメーカーが土地を購入しそれを分割して販売するので、そのハウスメーカーで建てなければいけないというわけです。建築条件付の土地であったら、好きなハウスメーカーで家を建てることはできません。必ずその建築条件付の土地を保有しているハウスメーカーに建築をお願いしなければいけないのです。

分譲地に見るハウスメーカーの格


分譲地の規模によっては、1社ではなく複数の会社が集まって建築条件付きの土地を販売しているようです。面白いのが、複数の会社が分譲地を販売するときに、土地の価格に合わせてハウスメーカーの格別にグルーピングされているのです。

例えばこんな組み合わせになっていました。


  • A分譲地:北海道セキスイハイム・土屋ホーム・スウェーデンハウス・
  • B分譲地:三愛ホーム・ホーム企画センター・大進ホーム
  • C分譲地:豊栄建設のみ


このように単体か複数社が集まって分譲地を販売しているのですが、それぞれハウスメーカーの格(価格)ごとに分かれて面白いなあと思いました。確かに、あまり価格差があるハウスメーカーが同じ分譲地で販売するといろいろと問題がありそうです。

売れやすい・売れにくいがあるでしょうし、実際に家が建ってから、一体感がなくなってセグメンテーションが生まれそうです。例えば、高いハウスメーカーにすむ住人が、安いハウスメーカーの住人をマウンティングしたり、子ども同士でマウンティングが始まるかもしれません(考えすぎですかね?)。そう考えると、同じような価格帯のハウスメーカーが集まっているのは納得だったり。

土地を選ぶか・家を選ぶか


話がそれました。つまり、分譲地に住みたいなと思った場合、ほとんどが建築条件付きの土地なので、たとえその分譲地が気に入ったとしても、望み通りのハウスメーカーで建てられるとは限らないということです。

逆に、土地よりも先にハウスメーカーに絶対的なこだわりを持つ場合、土地が自由に選べない可能性があります。そもそも、そのハウスメーカーが分譲地を持っていない可能性もありますし、もしもっていたとしても、自分が希望する場所に分譲地を持っていないかもしれません。

つまり、土地も家も自分の気に入った選択肢を選べるとは限らないということです。特に、ハウスメーカーにこだわりすぎると、土地選びはぐっと範囲が狭まってしまいます。

自分の場合


自分は、確かに家自体も大事ですが、どちらかというと家はミニマルであればよく、それよりも立地や利便性にこだわりたいなと思いました。

家ってだんだん古くなるし、最初はきれいでもだんだん普通になっていってしまいます。そして、土地よりもあっという間に価値が下がってしまいます。よっぽどお金をかけない限り、家の価値低下は避けられません。

それであれば、立地や利便性が良い土地にこだわって、その価値があまり下がらないのであれば、資産形成の面でもよいと思います。なので、家に関しては、それなりの内容で・それなりの価格で・それなりに作ってくれればよいと思っています。

それが自分の望む家であるということを前提に、土地探しを加速させることにしたのでした。


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