2019年2月21日木曜日

新築一戸建てを建てたばかりで大きな地震は心臓に悪い



地震がありました 

今日北海道では、大きな地震がありました。 震源地は道南方面ですが、札幌でも震度4ほどで揺れを感じました。

揺れはそれほどでもありませんでしたが、地下鉄とJRが止まってしまいい、職場からタクシーで帰る羽目になりました。痛い出費です。

ネットで情報を見る限り、それほど大きな被害はなさそうなのでよかったです。

昨年の地震

思い出すのは昨年の9月の地震です。札幌でも震度6の大きな地震でした。

実は当時、新築一戸建てを購入して引き渡しを受けたばかり。

家で寝ていると、大きな揺れで飛び起きました。

寝ぼけながら揺れる家の中で、

「あ!この揺れはまずい。買ったばかりの家が壊れる!!」

と思いました。


地震保険には入っていない

本州の人には驚かれるかもしれませんが、北海道の人は新築を建てても地震保険に加入する人は少ないそうです。

過去100年レベルでは北海道ではそれほど大きな地震が起きておらず、あまり心配する人がいないようでした。

自分も、家の営業さんに聞いたところ「あまり加入している人はいない」と聞いたので、火災保険のみとして地震保険は契約しませんでした。

そこであの地震です。

真っ青になりました。

幸い影響なし

幸い、家の構造自体には問題はありませんでした。家のものもほとんど落ちることなく、被害はほとんどありませんでした。

ご存知の通り大規模停電があり、数日間は不自由な生活でしたが、当時は秋だったこともあり、深刻な状況にはなりませんでした。

今日の地震では、さすがに少しビビりました。昨年の時と同様に大規模停電が起こると、現在の最低気温はマイナスです。さすがに、どこかで誰かが被害を受けるでしょう。

北海道民みんなが、布団にくるまっていなければいけなくなるわけです。

コレモ非常用電源使用できず

後程書こうと重いっているのですが、我が家は北ガスコレモを導入しました。ガスコージェネレーションシステムというやつです。

コレモの説明を受けたときに、「停電時、非常用電源が取れます」という説明を受けていたので、昨年の大規模停電の際に試してみようとしたのですが、全くできませんでした。

当時は暖房を使用していなかったので、コレモは未稼働でした。コレモの非常用電源は動作している状態で停電になった際に使えるものだそうです。なので、昨年は全く役に立ちませんでした。

いまなら、暖房で稼働している状況なので、非常用電源が取れるため少しは役に立つかもしれません。


備え付けの棚の耐震ロック

もう一つ新築で驚いたのが、そなえつけの棚です。食器棚をはじめ複数の備え付けの棚があるのですが、地震が起きた後開かなくなりました。

まさか、家が歪んで開かなくなったのか?と思ったのですが、最近の備え付けの棚には、地震時に中のものが落下しないように、耐震ロックがかかる仕組みがあるのです。

それを知らずに、棚があかなくてあたふたしてしまいました。取扱説明書を読んで、初めてロック解除方法を知りました。

自分の家は大建工業という会社の棚を使用しているのですが、棚を引っ張るのではなく、逆に押し込むことによってロックを解除することができました。


地震怖い

とまあ、家のことについて地震によっていろいろなことがわかりました。何とか壊れることなかったのが幸いです。さすがにローンがたんまり残っている今、傾いたりしたらへこみすぎます。

本当に地震は怖いです。備えあれば患いなし。また大きな地震があったので、防災について気を引き締めようと思います。


2019年2月11日月曜日

リノベーション会社の完成見学会に行ってみた話


リノベーションも検討候補でした

新築一戸建てを検討している初期段階では、”リノベーション”も検討していました。

リノベーションというのは、一から家を建てるのではなく、すでに建てられた家のうち、使えるものを残して新築同様のきれいな家を建てるという方法です。

少子高齢化社会が進む中、空き家は問題となっており、リノベーションはその解決手段として環境・エコにもやさしい手法として注目されています。

完成見学会にいってみる

理念や環境にいい点は自分も共感するところなのですが、きれいごとだけではなくリノベーションでどれだけ安価に家を建てられるのかという点が気になるところでした(笑)。

リノベーションだとどれだけ安価に家をつくれるのか、きれいに仕上がるのかを見るために、リノベーション会社の完成見学会に行ってきました。


リノベーション会社

北海道札幌市の中古住宅+リノベーション専門店「RENOVES(リノベス)」さんが不定期で行っている”リノカフェ”というイベントに参加させてもらいました。

リノカフェでは、実際に施主さんがリノベーションで建てた家を見学することができました。


最初の感想

「これ普通に新築一戸建てでしょ」というのが最初の感想。実際に見に行ってみても、普通の新築住宅と全く変わりませんでした。


担当の方に聞いてみた

担当の方に聞いてみると、見学した家は基礎と柱を残してそのほかはすべて新しい建築資材で建てたものだそうです。

基礎と柱は見えない部分ですから、新築一軒家に見えるのも当然というわけです。

聞いてみると、リノベーションの方法としてはこのような基礎と柱を残す場合と、さらに屋根や外壁などを残す場合があるそうです。

もちろん、屋根や外壁も再利用する方が安価にリノベーションが可能です。

リノベーションは安いのか

担当の方に一番気になる価格について聞いてみました。見学した基礎と柱のみを残した場合は、新築一戸建てよりも200万円程度安価に建て替えが可能ということです。

「意外に安くならないんだなあ」というのが印象でした。そのくらいの価格差なら新築建てたほうがいいのではと思いました。

こだわりが実現できる

担当者の方に聞いてみると、リノベーションだから価格が安くなるというよりは、すこしだけ安価になったぶんだけ、施主のこだわりについてお金をかけられるというのがメリットのようです。

実際、見学した家は細部に手が入れられていて、通常みるハウスメーカーのモデルハウスより高級感というよりは”こだわり”を感じました。

ハウスメーカーで建てる新築でこのこだわりを実現すると、オプションで結構高額になるのではと思いました。

リノベーションも選択肢

実際は、ローコストハウスメーカーで建てたわけですが、初期検討時点ではリノベーションも選択肢の一つでした。

土地がまっさらな状態であれば新築一戸建てと思っていましたが、購入しようとする土地に家が建っている場合は、リノベーションのほうが安価にこだわりの家を建てるできる可能性があります。

希望する土地にすでに家が建っている場合は、リノベーション会社様に基礎や柱、外壁などを再利用することができるか見てもらうことで、環境にも優しいこだわりの自宅を建てることができるかもしれません。