2017年9月26日火曜日

土地選びにおける風水の話


信じますか?


皆さんは風水って信じますか?自分は全く信じてなくて、古臭い迷信かと思っていました。

今回、土地選びをしていく中でも、まったく気にしませんでした。しかし、土地や家って「一生に一度の買い物」ですよね。そんな買い物で失敗したときに、もしもそこが「風水的にはNGな土地」であったら、後悔しそうだなあと思いました。

もし、何か悪いことがあったときに、「これは風水のせいでは?」と思うことがあっては嫌だなあと思ったのです。

良い土地


風水的には、「北に山・西や東に丘、南に川がある土地」が良い土地とされています。


…そんな土地あるかい!


って言いたくなりますよね。実際に土地探しをしてみてもすべての条件に当てはまるような土地はほとんどありませんでした。


さけるべき土地


逆に、風水的に良くないという土地もあります。

突き当たり、三角地や旗竿地、病院や墓地の近く、神社仏閣が正面にある、事故物件・競売物件など。こういった土地は避けるべきとされています。


…そんな土地…は意外とあります。


多くの人は、「お買い得な物件=相場より安い物件」を探しますよね。そういった物件を探していると、よく上記の条件に当てはまることが多いです。


自分は風水をあまり信じていなかったのですが、「風水的に良い土地」である必要はないけれども、「悪い土地」だけは避けようと思いました。何かあったときに、後悔はしたくなかったので。

相場より安い土地の話


実は最初に、ネットで見て「いい!」と思った土地がありました。周りの相場よりもずいぶん安かったので、「これはお買い得だ!」と思って、仲介会社に連絡してすぐさま見に行ったことがありました。


しかし、実際に行ってみるとひとつ気になることがありました。そこはT字路の突き当りで、風水的には「槍殺」や「路殺」と呼ばれる避けるべき土地だったのです。


自分は「風水何それ美味しいの?」というくらい霊感ゼロだったので、その土地を契約しようかと思いましたが、妻に止められて、契約は取りやめました。その土地はお買い得にもかかわらず、しばらくの間、買われてはいませんでした。

見てもらった


しばらくして、知人の知人に「風水に詳しい人がいる」というので、その土地を見てもらうことにしました。

見てもらった結果は、「やめたほうがいい」というものでした。その人曰く、「T字路の突き当りというのはもちろんよくないが、それだけならば対応すれば大丈夫な場合もある。でもこの土地はそれ以外の理由がありやめたほうがいい」ということでした。

それ以外って何だろうと思いましたが、詳しくは教えてくれませんでした。

気にしたほうがいい


自分のように霊感ゼロ人間にとっては、風水なんてどうでもいい話だったのですが、“一生に一度のお買い物”である一戸建ての購入においては、少しだけ気にする必要があると思っています。

もし何か悪いことが起きて、それが風水のせいだと思うようなことがあっては、いい気分はしませんよね。失敗したと後悔しても、一度購入した自宅は簡単に取り替えることができないのです。

実際にネットを見ると、悪いことが起きて風水のせいかもと悩んでいる人がたくさん見つかります。


そういった点からも、過度に風水にこだわる必要はありませんが、風水的に「やめておいたほうがいい」という土地や家は、やめておいたほうが無難かなと思います。

土地や家を購入する方は、図書館か書店で「風水」関係の本を一冊読むことをお勧めします。







2017年9月14日木曜日

子ども3部屋+夫婦の主寝室をつくるには何坪の家・土地が必要か?


土地を探そう

ジョイフルホームとジョンソンホームズ、2社のオープンハウスを見に行った我が家。リアルな家を見ることで勢いがついてきました。各社に土地を探してもらっていますが、自分たちでも探すことにしました。

何坪あればいいか?

間取りの条件についてでも書いた通り、自分たちの理想としては、2階に4部屋(子ども3部屋+夫婦の主寝室)を作る予定です。その場合、自分たちの求める間取りのためには、何坪くらいの土地があればいいのでしょうか?

ハウスメーカーの営業に聞いてみたところ、部屋の大きさに左右されるものの、概ね24坪以上の面積であれば、2階に4部屋が可能とのことでした。そうなると土地は何坪あればいいのでしょうか?

建蔽率(建ぺい率)と容積率

そこで重要なのが、土地の基本の基、「建蔽率(建ぺい率)」と「容積率」です。この二つに関しては、学校で教わることもあり、知っている方がほとんどだと思います。…自分はすっかり忘れておりましたが(笑)

建蔽率(建ぺい率)というのは、「敷地面積に対する建築面積(建坪)の割合」のことです。土地に対して何割まで建物を建てられるか?という値になります。

容積率というのは、「建築物の延床面積の敷地面積に対する割合」のことです。土地に対して何割まで床面積を占めることができるか?

計算例

文字にすると難しいのですが、実際の値で計算すると簡単です。自分の例でいう2階が24坪以上なので、建築面積が24坪以上(1階が2階以下の面積ということはあり得ませんね)ということになります。

建蔽率(建ぺい率)60%、容積率150%ならば、何坪の土地が必要でしょうか。最も2階を大きくとれるのは、1階と2階の大きさを全く同じにして、直方体の家をつくる場合ですよね。

1階と2階の大きさを全く同じとして、まずは容積率について計算してみます。容積率を満たすには以下の計算式で土地が決まります。

土地×容積率150%÷2=24坪

土地は32坪以上ということになります。

今度は建蔽率(建ぺい率)の計算をしてみます。建蔽率(建ぺい率)60%の土地32坪に建てられる家は、以下の計算式で求めることができます。

土地32坪×建蔽率(建ぺい率)60%=19.2坪

計算してみると、19.2坪の家しか建てられないことになります。上記の条件の場合、容積率よりも建蔽率(建ぺい率)が重要ということになりますね。

建蔽率(建ぺい率)60%の土地に24坪の家を建てる場合、何坪必要かというと、

土地×建蔽率(建ぺい率)60%=24坪

なので、必要な土地は40坪ということになります。

意外と…

思ったより小さな土地でも2階に4部屋という間取りが可能ということがわかりました。40坪というと札幌では小さめな土地になります。中心部では普通ですが、郊外だと50坪以上がゴロゴロとしていますからね。

とはいえ、40坪だと庭などの余裕がないギリギリの家づくりとなります。余裕を見て、42坪以上で予算内の土地を探すことになりました。