土地を探そう
ジョイフルホームとジョンソンホームズ、2社のオープンハウスを見に行った我が家。リアルな家を見ることで勢いがついてきました。各社に土地を探してもらっていますが、自分たちでも探すことにしました。何坪あればいいか?
間取りの条件についてでも書いた通り、自分たちの理想としては、2階に4部屋(子ども3部屋+夫婦の主寝室)を作る予定です。その場合、自分たちの求める間取りのためには、何坪くらいの土地があればいいのでしょうか?ハウスメーカーの営業に聞いてみたところ、部屋の大きさに左右されるものの、概ね24坪以上の面積であれば、2階に4部屋が可能とのことでした。そうなると土地は何坪あればいいのでしょうか?
建蔽率(建ぺい率)と容積率
そこで重要なのが、土地の基本の基、「建蔽率(建ぺい率)」と「容積率」です。この二つに関しては、学校で教わることもあり、知っている方がほとんどだと思います。…自分はすっかり忘れておりましたが(笑)建蔽率(建ぺい率)というのは、「敷地面積に対する建築面積(建坪)の割合」のことです。土地に対して何割まで建物を建てられるか?という値になります。
容積率というのは、「建築物の延床面積の敷地面積に対する割合」のことです。土地に対して何割まで床面積を占めることができるか?
計算例
文字にすると難しいのですが、実際の値で計算すると簡単です。自分の例でいう2階が24坪以上なので、建築面積が24坪以上(1階が2階以下の面積ということはあり得ませんね)ということになります。建蔽率(建ぺい率)60%、容積率150%ならば、何坪の土地が必要でしょうか。最も2階を大きくとれるのは、1階と2階の大きさを全く同じにして、直方体の家をつくる場合ですよね。
1階と2階の大きさを全く同じとして、まずは容積率について計算してみます。容積率を満たすには以下の計算式で土地が決まります。
土地×容積率150%÷2=24坪
土地は32坪以上ということになります。
今度は建蔽率(建ぺい率)の計算をしてみます。建蔽率(建ぺい率)60%の土地32坪に建てられる家は、以下の計算式で求めることができます。
土地32坪×建蔽率(建ぺい率)60%=19.2坪
計算してみると、19.2坪の家しか建てられないことになります。上記の条件の場合、容積率よりも建蔽率(建ぺい率)が重要ということになりますね。
建蔽率(建ぺい率)60%の土地に24坪の家を建てる場合、何坪必要かというと、
土地×建蔽率(建ぺい率)60%=24坪
なので、必要な土地は40坪ということになります。
意外と…
思ったより小さな土地でも2階に4部屋という間取りが可能ということがわかりました。40坪というと札幌では小さめな土地になります。中心部では普通ですが、郊外だと50坪以上がゴロゴロとしていますからね。とはいえ、40坪だと庭などの余裕がないギリギリの家づくりとなります。余裕を見て、42坪以上で予算内の土地を探すことになりました。
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