リノベーションも検討候補でした
新築一戸建てを検討している初期段階では、”リノベーション”も検討していました。リノベーションというのは、一から家を建てるのではなく、すでに建てられた家のうち、使えるものを残して新築同様のきれいな家を建てるという方法です。
少子高齢化社会が進む中、空き家は問題となっており、リノベーションはその解決手段として環境・エコにもやさしい手法として注目されています。
完成見学会にいってみる
理念や環境にいい点は自分も共感するところなのですが、きれいごとだけではなくリノベーションでどれだけ安価に家を建てられるのかという点が気になるところでした(笑)。リノベーションだとどれだけ安価に家をつくれるのか、きれいに仕上がるのかを見るために、リノベーション会社の完成見学会に行ってきました。
リノベーション会社
北海道札幌市の中古住宅+リノベーション専門店「RENOVES(リノベス)」さんが不定期で行っている”リノカフェ”というイベントに参加させてもらいました。リノカフェでは、実際に施主さんがリノベーションで建てた家を見学することができました。
最初の感想
「これ普通に新築一戸建てでしょ」というのが最初の感想。実際に見に行ってみても、普通の新築住宅と全く変わりませんでした。担当の方に聞いてみた
担当の方に聞いてみると、見学した家は基礎と柱を残してそのほかはすべて新しい建築資材で建てたものだそうです。基礎と柱は見えない部分ですから、新築一軒家に見えるのも当然というわけです。
聞いてみると、リノベーションの方法としてはこのような基礎と柱を残す場合と、さらに屋根や外壁などを残す場合があるそうです。
もちろん、屋根や外壁も再利用する方が安価にリノベーションが可能です。
リノベーションは安いのか
担当の方に一番気になる価格について聞いてみました。見学した基礎と柱のみを残した場合は、新築一戸建てよりも200万円程度安価に建て替えが可能ということです。「意外に安くならないんだなあ」というのが印象でした。そのくらいの価格差なら新築建てたほうがいいのではと思いました。
こだわりが実現できる
担当者の方に聞いてみると、リノベーションだから価格が安くなるというよりは、すこしだけ安価になったぶんだけ、施主のこだわりについてお金をかけられるというのがメリットのようです。実際、見学した家は細部に手が入れられていて、通常みるハウスメーカーのモデルハウスより高級感というよりは”こだわり”を感じました。
ハウスメーカーで建てる新築でこのこだわりを実現すると、オプションで結構高額になるのではと思いました。
リノベーションも選択肢
実際は、ローコストハウスメーカーで建てたわけですが、初期検討時点ではリノベーションも選択肢の一つでした。土地がまっさらな状態であれば新築一戸建てと思っていましたが、購入しようとする土地に家が建っている場合は、リノベーションのほうが安価にこだわりの家を建てるできる可能性があります。
希望する土地にすでに家が建っている場合は、リノベーション会社様に基礎や柱、外壁などを再利用することができるか見てもらうことで、環境にも優しいこだわりの自宅を建てることができるかもしれません。
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