2018年5月29日火曜日

家事室(ユーティリティ)って必要!?というか何?



家事室とは何ぞや?


間取りの検討事項第三段は、「家事室」です。別名「ユーティリティ」とも言います。というか、家事室・ユーティリティといわれてどのようなものかわかりますか?自分はさっぱりわかりませんでした。

簡単に言うと、「家事をする場所」だそうです。…そのまんまやんけっ!

洗濯物を干したり、畳んだり、アイロンをかけたり、簡単な作業をしたりといった場所のようです。

重要なのは役割よりも場所


役割だけを見るとそれほど重要ではないのですが(家事をされている人に怒られそうだけど)、家事室の一番のキモは「場所」だそうです。

建築士さん曰く、家事室をどこに設置するかによって、家事効率が格段に向上するそうです。

例えば「洗濯」という家事を動線を中心に考えてみましょう。

まず、洗濯かごがあり、それを洗濯機に入れます。他の家事をしつつ洗濯が終わったら、それを物干しに干します。それが乾いたら畳んで、衣服収納へしまうという流れになりますよね。

この洗濯で発生する動線を、家事室によって最小限にしましょうっていうものらしいです。

洗濯を中心に家事室を設計すると、


  • 洗濯かご
  • 洗濯機
  • 物干しスペース
  • 洗濯物をたたむ・アイロンがけをする作業台
  • 洗濯物を収納するスペース


を可能な限り近づけるということになります。

それを実現するためには、小部屋のようなスペースが必要となりますよね?それが家事室(ユーティリティ)だそうです。

大家族・共働きでは必須?


我が家は男二人・女一人の三人兄弟。今はそれほどでもないものの、今後洗濯物が増加することが予想されます。

さらに、妻も働きに出たいと話していることから、共働きになるかもしれません。

そうなると、家事の効率化は必須事項となります。家事の生産性をあげなければ回らないでしょう。

後からできないこと


家事量が増えたとき、洗濯機などの家電を大容量に変えるといったことはあとからでもできます。

しかし、間取りは後から変更することはできません。

あとから、「なんか家事がしにくくて、効率が悪いなと思っても、後の祭りなのです。」

やはり家事室は必要!?と夫婦で相談することにしました。


はたして部屋にする必要があるのか?


一方、ネットでいろいろ調べていると家事室を作ったけどあまり使っておらず、タダの物置になっているというケースも多いようです。

そんな話を妻としていたのですが、話している中で


  • 部屋として用意する必要はないんじゃないか?
  • それよりも動線が重要で、それが効率的なら別途部屋とする必要はない。


という結論になりました。

洗濯ものを畳んだりするのは、リビングで子どもにも手伝ってもらいながら皆でやればよいし、作業に関しても他にカウンターなどがあれば問題ないと思いました。

それで妻とは意見が一致しました。

本当に必要なもの


家事室(ユーティリティ)は、H社ではなくどこかの営業マンと話していた際に出てきた要望でした。

「最近はこんなのが流行っていますよ」

という営業マンの話から、妻が「これいいね!」となったわけです。

ですが、実際に細かくイメージして話し合いをしてみると、妻は家事室が欲しいというよりは、自分の部屋が欲しかったようです。

自分の好きなものだけを置いたスペースが必要だと思っていたようで、そこに物干しスペースは必要ないとのこと(笑)

そんなわけで


家事室として部屋を分割するのは取りやめになりました。が、今後の間取りを考える際に家事効率を考えてプランを立てようということになりました。

そして、別途妻の部屋(書斎?)を用意することになりました。

間取りを考える時、一番大事なのは実際の利用イメージを夫婦で共有することだなと実感しました。

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