間取りの検討は重要事項
間取りの検討事項を挙げていきたいと思います。
間取りの検討って、家づくりでとても大きな部分を占めると思います。
間取り次第で、家への満足度は大きく変わってきますよね。
今回はリビング階段の是非について書こうと思います。
リビング階段とは?
リビング階段をご存知でしょうか?
リビング階段というのは、2階建てなどの戸建てには必ず階段がありますが、その登り口がリビングにつながっている階段のことを言います。
昭和生まれの自分は、階段といえば家の玄関につながっているという認識でしたが、最近の流行りはリビング階段のようです。
では、なぜ階段がリビングにつながっている必要があるのでしょうか。
メリット(1)家族が顔を合わせる機会が増える
リビング階段の最大のメリットは、家族が顔を合わせる機会が増えるという点です。
リビング階段だと、2階に上がる場合にかならずリビングを通過する必要があります。子ども部屋・夫婦の部屋は2階にある場合が多いと思いますが、それぞれの部屋に行くためにはリビングを通過”しなければいけない”というわけです。
我が家は子どもが小さいので、子どもとはむしろいやというほど顔を合わせていますが、大きくなるとそうはいきませんよね。
玄関から2階の自分の部屋に直行できる状況であれば、反抗期になるといつの間にか学校に行って、いつの間にか帰ってきているということにもなりかねません。
また、子どもが夜こっそり部屋を抜け出し、夜間外出する可能性だってあるでしょう。
…考えすぎと思われるかもしれませんが、これらは自分がすべて行ってきたこと(笑)。
なので、実感がわくのです。
半面、リビング階段の場合、夜中に出るか窓から脱出でもしない限り親の目を盗んでの外出はできません。
メリット(2)大きな階段下収納が生まれる
隠れたリビング階段のメリットとして、リビング直結の大きな階段下収納が生まれるというものがあります。
スケスケ階段(なんていうのかな?)などを除いて、階段下は収納スペースとなることがほとんどです。
従来の玄関直結の階段の場合、リビングから離れた場所に収納スペースができることになります。
それはそれでいいのですが、リビングに収納が少ない場合、リビングに直結した収納スペースがあるほうがいい場合もあります。
我が家の場合、リビング横の一部屋は必要か?でも書いた通り、リビング横に部屋は作りませんでした。
そうなると、リビングに収納が少なくなり、リビング階段下の収納スペースがありがたいというわけです。
デメリット(1)寒い
これは次回書こうと思っている「吹き抜け」ともつながる話なのですが、リビング階段にすると寒いというデメリットが発生します。
2階の寒い空気は下に降りてきて、1階の暖かい空気は2階に逃げます。これは空気の性質上こうなってしまいます。
暖かい地域であれば気にならないかもしれませんが、我が家は北海道なので、これが非常にインパクトのあるデメリットとなります。
寒いと感じるだけではなく、暖房代という北国特有のコストを増大させてしまう要因ともなります。
このデメリットは、家の断熱性能と暖房機器性能にも左右されます。
デメリット(2)音と臭いが2階へ
これも「吹き抜け」とつながります。
上下階がつながることにより音と臭いが2階へいきます。
我が家は1階にテレビを置く予定ですが、2階で子どもが勉強しているとうるさく感じることがあるかもしれません。
匂いについては焼肉とかですね。1階で焼き肉をするときは2階の寝具に匂いがつかないよう対策が必要となるでしょう。
我が家の場合、リビング階段は採用?不採用?
以上のデメリットを考慮し、また夫婦での作戦会議です。
妻は、2階でこどもが寝ているとき、起きたときに確認しやすいので賛成とのことでした。
私も、リビングに収納が少ないことを懸念していたので、賛成です。
0 件のコメント:
コメントを投稿