2016年11月14日月曜日

大手ハウスメーカーの営業マンの掌で踊らされる


小規模分譲であれば


キャンペーンに応募したけれども、S社営業マンに勧められるままS社での新築一戸建てを検討することになった自分。S社は大手ハウスメーカーなので、建物代は非常に高いです。なので、土地は安めに抑えなければということになりました。

自分たちの希望条件と紹介される土地の条件が合わなかったものの、小規模分譲である一つの物件は条件に合うものでした。数十個の物件が立つ大規模物件とは異なり、数件が立つ小規模物件。45坪で価格は450万円でした。

坪単価は10万円で、札幌でも安いほうの物件となります。新規分譲地で条件は良かったのですが、公共交通機関がバスのみということで、交通機関に難があるということが安い理由とのことでした。

大まかな概算金額


この土地に最低限の大きさでS社の家を建てる場合、どのくらいするのか聞いてみました。「ざっとですが…」という前置きの後、「土地450万円、建物2500万円、プラス諸費用といった感じでしょうか。」という答え。諸費用を200万円としても3,150万円くらいになります。

予算は2,800万円なので、明らかに予算オーバー。ですが、無理すれば買えない金額ではありません。そこにS社営業マンがプッシュしてきます。「ほかの安いメーカーで建てた家は、30年後にリフォームや改修が必要ですよ。うちの家は50年もちます。」と自信満々におっしゃる。

なるほど、初期費用が高くても、ランニングコストは安いというわけですね。そう自信満々に言われると、ちょっとだけ揺らぎました。「400万予算オーバーしても、そのほうが安く済むのかなあ…」と思ってしまったわけです。

工場見学に誘われる


そんなぐらぐらっときたところ、営業マンから「では、一度工場見学にいらしてください。ちょうど来週イベントをやっているので。」というお誘い。それならば、一度見学して検討を進めてみようかなと思ったのでした。

本当にS社の営業戦略にまんまと乗せられる格好でしたが、それくらいS社のモデルハウスはよく見えました。また、営業マンの質も受けるサービスも、とても素晴らしいものでした。そんなきらびやかな世界に引き寄せられるように、我が家はS社での新築一戸建てを検討するようになったのです。

つづく


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